
shinjuku
COLUMN
コラム
レイヤーカットで印象が変わる。顔周りから作る大人レイヤー
- 2025.12.15
- 変身ビフォーアフター,トレンド提案
- 米澤琉平
今旬のレイヤーカットとは?印象を変えるのは顔周り

レイヤーカットとは、髪に段差を入れて動きや軽さを出すカット技法です。
ただし、単純に軽くすればいいわけではなく、どこに、どのぐらい入れるかで仕上がりの印象は大きく変わります。
僕が今回のスタイルで大切にしているのは、全体を軽くするレイヤーではなく
重みを残しながら、毛流れ、立体感を出すことです。
顔周りに自然な動きが出ることで、ストレートでも立体感が生まれ、重く見えにくくなります。
このレイヤーカットの強みは
・巻かなくても毛流れ、立体感が出る
・巻いた時はさらに動きが強調される
・伸ばし途中でもバランスが崩れにくい
という点です。
長さは変えたくないけど印象を変えたい方や、毎日のスタイリングを簡単にしたい方にオススメです!
【Before】伸ばし途中で重く見えやすい、毛先がそろった状態

カット前の状態。
まとまり感はあるものの、動きがでずらい状態。
長さもまとまりも悪くない状態ですが、顔周りがペタンとしやすく重たい印象。
『まだ切らなくてもいいかな』となりがちですが
実は一番バランス調節してあげた方がいいタイミングでもあります。
今回は長さを大きくは変えず
毛の動き、立体感を出すことを目的にカットしていきます。
【Cut Point】ここが大事!印象を決める顔周りカット

今回のスタイルの一番のポイントは
顔周りと表面をきれいにつなぐレイヤー。ここです!
全体を軽くするのではなく、動きが欲しい位置を見極めてレイヤーを入れていきます。
顔周りにレイヤーを入れることで
・髪が自然に流れる
・巻いた時に立体感が出やすい
・前だけじゃなく、横顔も盛れる
といった効果が生まれます。
今回のレイヤーカットは、あくまでも扱いやすさを優先したレイヤーカットを意識しています。
重みはあるのにぱつっとならない、乾かしただけでも形になる、スタイリングが楽になるように調整しています。
【After ①】カット終了後
カットが終わって乾かしただけの状態。
最初の画像と比べてどうですか?だいぶ柔らかさが出たと思います。
巻かなくてもふんわり動きが出るのがこのレイヤーカットの特徴です。
同じロングでストレートでも、顔周りから表面にかけてなじむようにレイヤーがはいっているので
重たい印象になりづらいです。
特におすすめなのが、あんまり巻かないけど前髪長めでよくかきあげる方、
とっても相性良いですよ!!
【After②】巻くのも簡単!ワンカールで決まる

巻いた後の画像ですが、難しいことはせず、毛先ワンカールしただけ。
強く巻かなくても十分です。
ベースにしっかりレイヤーカットが入っているので
『巻いても動きがでずらい』
『逆に巻き過ぎてしまって可愛くない』
といった悩みも起きにくくなります。
レイヤーカットを巻く際は、そのまま巻くより、顔を下に向けた状態で
落ちてくる毛先を巻くと、毛先がそろって巻きやすいですよ!
ご来店の方には巻き方のコツもしっかりお伝えしています。
【After③】横、後ろ姿もポイント!
正面だけではなく、横顔、後ろ姿こそ盛れます!
毛流れ、立体感を大切にしているので
日常やふとした動きの時にグッと魅力を引き出してくれます。
柔らかさが出るので、女性らしさ、大人っぽさもでで
上品に仕上がります。
ラフにまとめた時も顔周りがふんわり包み込んでくれるので可愛いですよ!
【まとめ】 こんな方にオススメのレイヤーカット

・伸ばしているけど雰囲気を変えたい
・重く見える、ペタッとするのが気になる
・巻くのが苦手だけど可愛くしたい
・軽くしたいけどスカスカは嫌
ライフスタイルやスタイリングの頻度に合わせて
レイヤーの入れ方は細かく調整できます。
ストレート、巻き髪、まとめ髪、どんなスタイルでもおススメできるスタイルです!
気になる事ややってみたいことがあれば是非、カウンセリング時にご相談ください。







